どうしてぎっくり腰になってしまうの?

ぎっくり腰(急性腰痛)は、日常生活の中で突然起こる腰の強い痛みで、多くの場合、筋肉や靭帯の急激な損傷や炎症によって引き起こされます。ぎっくり腰は誰にでも起こる可能性がありますが、特定の動作や姿勢が原因となることが多いです。

ぎっくり腰が起こる主な原因

1. 急な動作や重い物の持ち上げ

腰に無理な力をかけた際、特に重い物を急に持ち上げたり、腰をひねったりしたときに筋肉や靭帯に過剰な負担がかかり、ぎっくり腰を引き起こします。準備運動をせずに突然重作業を始めると、腰部に急激なストレスがかかります。

2. 長時間同じ姿勢を保つ

デスクワークや長時間の運転など、同じ姿勢で長時間過ごすことは腰に負担をかけます。特に姿勢が悪い状態で過ごすと、腰部の筋肉や関節が固まってしまい、動いた瞬間にぎっくり腰が起こることがあります。

3. 筋力不足や姿勢の悪さ

腹筋や背筋などの体幹の筋肉が弱いと、腰にかかる負荷を支えることができなくなり、ぎっくり腰を引き起こしやすくなります。また、日常的に猫背や反り腰などの悪い姿勢をとっていると、腰に過剰な負担がかかりやすくなります。

4. 腰への慢性的な負担の蓄積

長期間にわたって腰に小さな負担が蓄積することで、ぎっくり腰が起こりやすくなります。日常的なストレスや疲労が溜まっていると、ちょっとした動きで腰に痛みが発生します。

5. 寒さや体調不良

冬の寒い時期や体調がすぐれないときは、筋肉が緊張しやすくなり、柔軟性が低下します。その結果、腰の動きが制限され、無理な動きがぎっくり腰を引き起こすことがあります。

整骨院でのアプローチ

ぎっくり腰の予防や治療には、腰への負担を軽減し、筋肉や関節の柔軟性を高めることが重要です。整骨院では以下のような施術やアドバイスを行います。

手技療法

硬くなった筋肉をほぐし、血行を改善させることで炎症を和らげ、痛みを軽減します。

骨盤矯正

骨盤や背骨の歪みがぎっくり腰の原因となることがあるため、正しい姿勢に矯正します。

予防のためのストレッチ指導

筋肉の柔軟性を保つためのストレッチや、体幹の筋力を強化する運動を指導します。

最後に

ぎっくり腰は突然起こるため、日常生活で注意が必要です。しかし、適切なケアと予防を心がけることで、再発を防ぐことができます。もしぎっくり腰になってしまった場合は、無理をせず、早めに整骨院で専門的な治療を受けることが大切です。

当院では、痛みの緩和だけでなく、再発予防のためのアドバイスも行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください😊!!

腰痛