頭痛について
こんにちは。ペルレのなか鍼灸整骨院です!
みなさん頭痛でお悩みではないですか??本日は『頭痛』についてお話していきます。
まず、頭痛と一言で言ってもその種類や原因は様々です。
そのため、まずは自分の頭痛のタイプを知ることが症状を緩和するための第一歩と言えます。
ここでは機能性頭痛の中でも特に代表的な3つの頭痛について解説します。
◆片頭痛
片頭痛は血管が拡張することでズキンズキンとした痛みが生じるのが特徴です。
一般的にこめかみから目のあたりが発作的に痛みます。痛みは4時間程度から長いものでは数日間続くこともあります。
多くは片側に現れますが、両側が痛むこともあり、中には吐き気を伴う方も存在します。
また、頭痛が起こった際に頭位を変えることで痛みが悪化するのも片頭痛特有の症状と言われています。
◆緊張型頭痛
緊張型頭痛は目の疲れや倦怠感があり、強弱はありますが後頭部を中心に頭を締めつけられるような痛みがあるのが特徴です。片頭痛とは異なり吐き気や嘔吐などはありませんが、頭痛がダラダラと数ヶ月以上も続くなど、慢性化するケースもあります。
また、肩こりや首が硬くて動かしづらいという症状も見られます。
◆群発頭痛
群発頭痛は目をえぐられるようなほどの激しい頭痛です。
一度症状が出始めると、1~2カ月間、毎日のようにほぼ決まった時間に片方の目の奥が激しく痛むのが特徴です。
一般的に男性、特に20~30歳代から発症することが多いようです。通常は年に1~2回の周期で起こります。
睡眠中、特に明け方に目の奥をえぐる様な激しい痛みが起こり、1~2時間続いた後に自然と収まることが多いようです。
目が充血したり、涙が出たり、鼻水が出たりといった症状を伴うこともあります。
頭痛の原因や前兆
片頭痛
片頭痛の原因についてはよくわかっていませんが、完全主義者や努力家、細かいことまで気になるような神経質な性格の人がなりやすい傾向にあります。
また、女性ホルモンと関連があるため、20~40代女性に起こりやすい頭痛とも言われています。
ストレスや過労も原因になり得るほか、特定の食べ物などが刺激となることもあるようです。
片頭痛の前兆としては、空腹感、胃が気持ち悪い、眠気、むくみなどが有名で、キラキラした光が見えたり、ものがだぶって見えるということもあります。
緊張型頭痛
緊張型頭痛の原因としては精神的ストレスや、痛みや眼精疲労による刺激によって引き起こされる筋肉の収縮が挙げられます。
また長時間のパソコンやスマホ、車の運転など、不自然な姿勢を長時間続けることが原因となることもあります。
なお、これらが原因で起きた頭痛がストレスや刺激となり、さらに筋肉を収縮させて頭痛をひどくするという悪循環に陥ることもあるため注意が必要です。
緊張型頭痛の場合は特に前兆などなく、いつの間にか始まっていることが多いようです。
群発頭痛
群発頭痛の原因については詳しくは分かっていませんが、目の後ろを通っている内頸動脈が拡張して炎症が起きるためと考えられています。この炎症が起きる原因についても未だ明らかにはされていませんが、一説には体内時計が関係しているのではとも言われているそうです。
前兆としては寝つきの悪さ、夜間に突然目が覚める、顔面の額のあたりの赤らみなどの症状が挙げられます。
それぞれの対処法
片頭痛は額やこめかみを冷やし安静にする
片頭痛は、拡張した脳の血管が三叉神経を刺激することで起きると考えられています。片頭痛の痛みを抑えるには拡張した血管を収縮させる必要があるため、冷却シートや氷枕を使って額やこめかみを冷やしましょう。
また、片頭痛は頭や体を動かすと、痛みが強くなる場合があります。音など刺激を受けやすい場所を避けて、部屋を暗くして静かな場所で安静にするとよいでしょう。
緊張性頭痛は体を温める
緊張性頭痛の原因となる肩こりを和らげるために、全身を温めましょう。できれば毎日湯船につかり、身体の内側から温めます。毎日湯船につかることが難しい場合は、蒸しタオルを肩にあてると血行が改善して痛みを和らげることが期待できます。
蒸しタオルは、以下のように電子レンジを使って作ることができます。
【電子レンジ蒸しタオルで用意するもの】
- 肩を覆える大きさのタオル
- 食品用ラップ
【電子レンジ蒸しタオルの手順】
- タオルを水で濡らしてゆるく絞る
- タオルをラップで包む
- 500~600Wの電子レンジで30秒~1分加熱する
- 温かくなるまで、追加で10~20秒ずつ加熱する
蒸しタオルを電子レンジから取り出す際は、火傷をしないように注意しましょう。また、タオルが熱いまま直接肌に触れると火傷の心配があるため、乾いたタオルを肩に乗せてその上に蒸しタオルを当てます。
群発頭痛は発作の原因となる行動を避ける
じっとしていられないほどの激痛がともなう群発頭痛は、市販の鎮痛剤では改善が期待できません。発作が起きたら頭痛の専門医にかかり、適切な治療を受けましょう。
また、群発頭痛が起きる期間(群発期)は、アルコールを控えることが大事です。アルコールを摂取すると、群発頭痛が生じやすくなるためです。
そのほか、喫煙者は群発頭痛を引き起こしやすい傾向にあることから、群発期は禁煙することをおすすめします。
症状が起こらないようにするためには、規則正しい生活を心掛けることが欠かせません。特に、睡眠については、長時間昼寝をしたり、寝る時間が不規則だったりする習慣があると、群発頭痛になりやすいといわれています。
そのため、日頃から決まった時間に起床・就寝をし、十分な睡眠時間をとるよう意識しましょう。
頭痛にならないための対策
【頭痛薬に頼りすぎない】
頭痛の症状が現れたときは市販の頭痛薬で対処する方もいるかもしれませんが、薬を飲む対処法では一時的な緩和しか見込めないため、根本的な解決にはなりません。
頭痛の原因になりやすい血行不良や筋肉の緊張などが解決していなければ、何度も症状を繰り返してしまうからです。
頭痛薬を飲むのも悪くはありませんが、それよりも頭痛を起こしている原因を改善できるように努め、薬に頼りすぎないように心がける方が良いでしょう。
【ストレスを溜めない】
ストレスを溜めてしまうと、自律神経に乱れが生じたり筋緊張を起こしたりして頭痛につながり、心と身体に悪影響を与えてしまいます。
身体の不調を改善するにはストレスを溜め込まないことが大切なので、リラックスする時間を作ってこまめに発散するようにしましょう。
ストレスの発散法としては入浴や運動が効果的ですが、腹式呼吸も心身をリラックスさせてくれるのでぜひ取り入れてみてください。
【適度に運動する】
適度な運動は血流を促し、筋肉の緊張をほぐす効果が期待できます。肩こりと頭痛の予防にもつながるので、定期的に運動をするようにしましょう。
運動は継続することが大切なので、軽めのものでかまいません。まずはウォーキングやストレッチ、軽めのジョギングなどからはじめてみてはいかがでしょうか。
【正しい姿勢を意識する】
不良姿勢は、肩こりを引き起こす原因のひとつです。不良姿勢によって身体のバランスが崩れ、肩まわりに大きな負担を与えることで筋肉を硬くしてしまいます。
不良姿勢はクセになっていることが多いため、意識的に姿勢を正すことが重要になります。とくにパソコン作業では、頭が前に倒れて猫背の姿勢になりやすいので注意しましょう。
パソコン作業をするときはディスプレイをやや高めに設置して、視線を上げるようにすると良いです。
【スマホやパソコンを見すぎない】
頭痛を引き起こさないためには、長時間のスマホやパソコンの閲覧には注意が必要です。たとえば、片頭痛を起こす原因のひとつに「光」が挙げられます。スマホやパソコンからは強い光を発しており、長時間使用することで片頭痛を引き起こす可能性があります。
また、長時間前かがみの姿勢になりがちなため、首・肩のこりや目の疲れが生じ、症状がひどい場合は頭痛をもたらしてしまうことがあります。
スマホやパソコンを使用する際はこまめに休憩する、疲れを感じたらストレッチをするなどの対策を取りましょう。
【栄養素を取り入れる】
頭痛のセルフケアとして、食事の内容も工夫することが大切です。1日3食バランスの良い食事を心掛けるのはもちろんのこと、頭痛に有効とされる、以下のような栄養素を摂取しましょう。
- ビタミンB2:鮭、豆類、卵、バナナ、アーモンドなど
- マグネシウム:海苔、豆腐、切り干し大根、そば、干しエビなど
また、マグネシウムはカルシウムと一緒に摂取すると吸収率が高まります。マグネシウム:カルシウム=1:2の割合で摂取するのがおすすめです。
【頭痛に効くツボを押す】
頭痛がひどくなった場合、特定のツボを押すことで症状が和らぐことがあります。ツボを押す際は、手のひらや親指で気持ちが良いと感じる程度の強さで押しましょう。手指以外にも、テニスボールやヨガボールを転がして刺激する方法もあります。
ただし、下記のタイミングはツボを押さないように注意してください。
- 食事の前後1時間
- お酒を飲んだ後
- 入浴の直前・直後
- 押したい部分に、痛みや腫れ、熱がある場合
●片頭痛に効くツボ
- 合谷(ごうこく):人差し指と親指の骨が合流する部分から、少し人差し指側
- 手三里(てさんり):ひじを曲げたときの横ジワから手首に向かって指3本分のところにある
- 臨泣(あしりんきゅう):小指と薬指の骨が合流するあたり
- 崑崙(こんろん):くるぶしの外側とアキレス腱の間にあるくぼみ
●緊張型頭痛に効くツボ
- 百会(ひゃくえ):頭頂部。両耳と鼻の延長線が交わるところ
- 天柱(てんちゅう):首の骨の両側にある太い筋肉の外側のくぼみ
- 風池(ふうち):耳の後ろの骨と、後頭部のくぼみの中間
- 肩井(けんせい):首と肩先の真ん中にあって、肩の筋肉の中心にある
まとめ
頭痛は、誰にでも起きる可能性がある症状のひとつです。症状が現れると、いつもどおりのパフォーマンスを発揮できなくなってしまいます。
頭痛は薬を飲むことで緩和できますが、それだと一時しのぎにしかなりません。頭痛を引き起こす要因となっている肩こりを改善するなら、ほかの方法でアプローチしていきましょう。
プロの手を借りて、適切な対処法を身につければ、効果的なセルフケアにつながります。 当院では、手技療法もそうですし、鍼灸治療や最新の治療機器、超音波治療器などでそれぞれの症状にあった治療をしていきます!
もし頭痛で辛い思いをされている方はぜひ一度ご相談ください!
本日もブログを読んでいただき有難うございました(^^♪
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